地震大国日本で緊急速報が再び鳴り始めた。予測される地震はどこか。災い転じて福となすべし。

大きな地震と聞いておもうこと

近、自然に挑まてれいる気がすると前回も書きました。

私が自然の恐ろしさとして意識し始めたのは平成7年に起きた阪神淡路大震災でした。

のニュースの映像で何が映し出されれいるのか一瞬理解できず徐々に関西方面に大きな地震があったということを理解しました。また被害を受けた地域があんなに広範囲範とは思いもしなかったことを記憶しています。

その後に平成23年東日本大震災がありました。

あの日は平日の昼間だったので至って普通に仕事をしてました。地震なんてよくあることでしたから初めは淡々と仕事をしてましたが、揺れの時間が長い?そしてどんどん大きくなっているそんな感覚と共に何事?が当時の感想でした。

阪神淡路大震災から東日本大震災までの間にも台風などの被害もありましたが、大きく知られていないだけで日本では数々の地震が起きています。

震度 2019年の回数 2018年の回数
震度1以下 1564 2079
震度4以下 40 78
震度5弱以下 9 11
マグニチュード 2019年回数 2018年回数
M6 18回 16回

(気象庁ホームページデータより参照)

「震度」と「マグニチュード」の違い

「マグニチュード」とは、地震の規模を示すもの。

「震度」とは、地震のあった場所からそれぞれの場所での揺れの強さのこと。

ということはマグニチュードの数字が小さくても震源地から近ければ震度の数字は大きくなります。マグニチュードの数字が大きくても距離が遠ければ震度の数字は小さくなります。

気象庁では震度を10階で表しています。(0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7)

また気象庁ホームページに地震の規模と目安を図解されています。

(出典:「気象庁」)

緊急速報

緊急速報がまた鳴り始めました。

不思議と静かな時間が多いので携帯の通知が響き渡ります…

少なくても1度は心臓から出ていると思います(笑)

ここ最近の速報後の地震がいずれも震度4以下であったことから、気象庁は、今後の検討材料として精度向上に努めたい。ただ、緊急地震速報が出た時には強い揺れがくることがあるので引き続き身の安全を守る行動をとって頂きたいと発表がありました。

その緊急地震速報携帯電話スマホ携帯電話会社(通信キャリア)のサービス気象庁が緊急地震速報(警報)を発表した地域内にある端末に向けて、一斉に通知が発信されるエリアメールや緊急速報メールです。

緊急地震速報(警報)の発表される条件は、「最大震度が5弱以上と予想される地震」において、「震度4以上が予想される地域」が発表されることになっています。(他にも詳細条件あり)

エリアメール・緊急速報メール通知の設定

この通知はオンにしておくことが大前提です。命を守る設定ですから。

でも、もしも携帯を2台持っていたりなどの事情で通知を切りたい時の設定方法の手順です。

Androidの場合

災害用キット」アプリ内の「緊急速報「エリアメール」」を開きメニューボタンをタップする。

右上の赤四角をタッチ

 ⇓

「設定」をタップ

 ⇓

「最大音量を使用する」のON・OFFで音量を変えることができます。一番上の「エリアメールの許可」で受信設定。

iPhoneの場合

設定をタップ

メニューの中から「通知」をタップ

画面の一番下「緊急速報」の項目でオンオフを設定。iPhoneの場合は音量の調節はありません。

※実際に使われている警告音です。街頭などでは再生しないようご注意ください。※

緊急地震速報と震度速報の違い

緊急地震速報は、地震の揺れが観測された直後に各地の揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる仕組。

地震発生予知する機能ではないので、震源に近い場所には速報が間に合いません

震源から離れた場所へは強い揺れが起こる前に知らせることができます。でも予測であるため、誤差があります。

震度速報地震の発生から約1分半後に発表される情報で、実際に観測された震度の情報を示しています。

なぜこんなに日本は地震が多いのか

M6以上の地震のうち約18%が日本周辺で発生しているといいます。

日本周辺には「プレート(岩盤)」が存在するから。

プレートってなに?

プレートとは地球の表面を覆う100㌔にもなる10数枚の厚さの岩盤。

知っておきたいこと

プレートはそれぞれ別の方向に年間で数cmの速さで動いている。その為、プレートとプレートとの間には圧力が常にかかっています。

その圧力が高まった時、2つのプレートの境界部分が壊れ地震が発生。合計で4つのプレートに囲まれている日本。複雑な力が掛かっているため、世界でも有数の地震多発地帯となっているわけです。

今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を政府は公表しており、太平洋側の大部分で26%以上。一部の都市では「80%以上」と非常に高い予想。

高い確率で発生が予想されている大地震!
30年以内の発生確率が1%未満でも発生した熊本地震(布田川断層帯・日奈久断層帯)

近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震には、南海トラフ地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震があります。
中でも、関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震と、首都中枢機能への影響が懸念される首都直下地震は、今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。

想定される大規模地震

※発生予測確率は、地震調査研究推進本部による

想定される大規模地震

我が国の主な活断層

※主要活断層帯の概略位置図
(地震調査研究推進本部)をもとに内閣府作成

我が国の主な活断層

内閣府:地震災害・防災情報より抜粋

(出典:内閣府)

大地震に備える

30年以内の根拠を色々な方が説明をしています。

色々見るたびに「なるほど」とうなづくものばかりですが、いつ来るのかは誰もわかりません。

ただ西も東も大きな地震を経験しています。経験はきっと役に立ちます。

備えあれば患いなしです。

戦う準備は大切なものを守ります。