筋肉痛はなぜ起きるのか
筋肉痛は、痛みと一緒に熱感や腫れを伴う場合もあります。
その部位を動かしたりすると痛みを伴う厄介なやつです。
数日間続く可能性もありますし、翌々日には解消される場合もあります。
ちょっときつめのトレーニングや久々の運動により普段使われていない筋肉を使い、
同じ動作を繰り返すことで筋肉の線維こと筋線維に細かな傷ができます。
その傷んだ個所を修復する中で、炎症反応が起きます。
そして、痛みを生み出す刺激物質が生成され痛みを引き起こしているのではないかと言われています。
筋肉痛の回復期間は2日位って本当なのか
筋肉痛は、ほぼ2日位で治ると聞いたことがあります。
それって本当…?
また、その運動の仕方によって回復力も違うとか…
よく年を取ると症状が出るのも回復するのも遅くなると言われていますが、医学的な根拠はないようです。
ただ普段からあまり運動をしない人は、毛細血管が発達しておらず、筋線維を修復したり痛み物質を取り除くのに時間がかかります。
要するに、普段から運動する機会が減っている人こそ年齢にかかわらず適度な運動は必要。
回復力も普段からの運動で変わるといえるようです。
筋肉疲労や筋肉痛から早く回復したい
筋肉を修復するためには、休息が必要です。
筋線維にダメージを与えて筋力アップをしている最中でであれば、尚のこと休息日は必要です。
筋線維にダメージを与えているときは、患部に熱を持っていることが多いのでその場合は冷やして熱を取るようにします。
筋肉が落ち着いている状態の場合は、入浴などによる欠航の改善をし筋肉の回復を助けます。
また食べ物により改善を助けることも。
筋肉修復には、アミノ酸とタンパク質。それに疲労回復のビタミンB1を補うことも改善を早めます。
その為、軽めの運動であればアミノ酸を補給しておくと筋肉疲労を起こしにくくなります。
タンパク質とアミノ酸
私たち人間の身体は60%の水分と20%のタンパク質。
残りは脂質などの成分で出来ています。
骨や臓器・皮膚に爪の主成分のタンパク質。筋肉もタンパク質。
非常に大切なタンパク質。
そのタンパク質を作るために必要な材料がアミノ酸。
人の体の中には、約10万種類ものたんぱく質があるといわれています。
そのタンパク質は、わずか20種類のアミノ酸で出来ているのです。
肉・魚・穀物などの食事から摂取したたんぱく質は、胃や腸でアミノ酸に分解され吸収されます。
そして血液によってアミノ酸は、全身の細胞へと運ばれます。更に細胞の中でにある核酸の働きでアミノ酸同士がつながり
必要なタンパク質に再合成されています。
ということで、アミノ酸が減少すると、筋肉量が減少したり集中力の低下にもつながります。
アミノ酸が減少すると実はそれだけではないのです。
アミノ酸が減少すると疲れやすくなります。
更に太りやすくなり、痩せにくくもなってしまうという恐ろしいデメリット。
理由は筋肉量が減少してしまうからです。
タンパク質とアミノ酸は切っても切れない仲なのでありました。
適度なストレッチと血液循環とアミノ酸
最近、入浴後の寝る前にストレッチを始めたのですが、寝る前にストレッチをした日としなかった日では
その日の睡眠の質が明らかに違うことを実感しています。
疲れた日こそ、きっと身体中に力が入ってしまっているので体を緩める必要があります。
その日の固まりは、その日のうちにリセットです。
そうすることで、血行もよくなります。