いびきの原因と改善方法・おすすめグッズ

いびきがうるさくて眠れない。よく耳にするお悩みですね。
いびき対策グッズとか治療方法とかあるくらいメジャーなお悩み。
そもそも、なんでいびきは起きるのか。

いびきは呼吸障害

いびきをかくほど爆睡じゃん。と思われがち。
実は、いびきは呼吸障害なのです。

いびきの原因

いびきは、睡眠中に上気管が狭くなっているところに空気が発する振動音。
就寝時は、副交感神経が優位となり全身の緊張を緩和させます。
喉の筋肉も緊張を緩和され、舌の付け根が奥へ下がって、周辺の筋肉も緩むので誰でも多少なりとも喉が狭くなる。
健康な人の場合には、極端に狭くなるわけではないので寝息程度の音。
でも何かしら、異常があると狭くなりやすい為、いびきが発生。

また、お酒をたくさん飲んだ時や疲れている時、風邪をひいたときにも、いびきをよくかきます。

いびきは空気の振動…ですが、大きないびきをかくのは何故なのか。
喉が狭くなる時に空気が上手く取り込めない状態。呼吸が上手くできていないということ。
無意識に、必死で空気を取り入れようとし、それが喉の振動をうながして大きな音としていびきが発生。

そして…「小さいアゴ」
もしアゴが大きく、歯並びも良ければ、舌は上アゴの歯の裏側に沿ってその置き場所を確保可能。
でもアゴが小さく、歯並びも悪い場合は、舌の置き場所がないので、後ろに引っ込んでしまいます。

いびきの病名

いびきの病名は「睡眠時呼吸障害」

いびきをかく人の睡眠時血液中酸素量は低下。健康な人に比べて30％も低下する人もいるそうです。
また、日常生活に支障をきたすことも。生活習慣病の原因やリスクにもなりうるのだそうです。

いびきをかく人の特徴

いびきをかく人には、いくつかの特徴があるのだそうです。

• 太っている
• あお向けに寝る
• 口を開けて寝る
• 首が短く太い
• お酒をよく飲む
• あごが小さい（女性に多い）
• 鼻炎やのどの病気がある

中でも中高年の特徴として、肥満があるそうです。
肥満になると、舌や喉の内側にも脂肪がつくため、喉が狭くなりやすいと言います。
また、仰向けになると舌の落ち込みが大きくなり喉が狭くなる。
更に更に口を開けて寝ることで口呼吸となるので、より大きないびきとなります。
そして肥満体型の場合には、仰向けで寝ることが多いので、いびきをかきやすくなってしまう…

いびきと生活習慣病

いびきと生活習慣病に関連性があるそうです。
いびきをかく人は、高血圧・狭心症・心筋梗塞・糖尿病などを起こしやすい…。

いびきをかくと空気・酸素がうまく取り込めないので、血液中の酸素濃度が低下。
すると、体内に酸素を補給するために心臓が血液を多く送り出そうとすることで心拍数が増え、血圧が上昇。
また血液中の酸素濃度が低下すると二酸化炭素濃度が上昇。それによって血管収縮がおこり血圧上昇を招く。

血圧の上昇と血管の収縮を繰り返し起こすと、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の原因につながりやすい。

糖尿病は、滅液中の二酸化炭素濃度の上昇で血液が酸性化。そしてインスリンの分泌が抑えられてしまい、血液中のブドウ糖のコントロールが上手くできなくなるためと言われているそうです。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠無呼吸症候群の一時的呼吸の停止と言われる、無呼吸は呼吸停止が10秒以上続くことと定義があり、一晩に30回以上もしくは、1時間あたりに5回以上あれば睡眠時無呼吸症候群。

睡眠時の無呼吸は、脳の酸素不足となり心拍数が増加。循環器に負担を掛けます。
また睡眠の質の低下となります。

睡眠は脳が働いているレム睡眠と脳が急速をしているノンレム睡眠を繰り返しています。
しかし、無呼吸が続くと脳は半覚醒状態。
ノンレム睡眠が阻害されてしまうことで脳が十分な睡眠を取ることができず、朝起きた時に熟睡感がなくスッキリ起きることが難しくなってしまいます。
更に日中に、猛烈な眠気に襲われることにもなります。

女性の3人に1人

女性の3人に1人は、いびきをかいたことがあるそうです。
基本的には、男性は上半身に脂肪がつきやすく女性は下半身に脂肪がつきやすいとされているので肥満による上気管が狭くなる症状は男性の方が多いと言われています。
女性の場合の原因は加齢。加齢により軟口蓋・口蓋垂の落ち込みと舌の付け根の沈下によって上気管が閉塞しやすい。
あとは閉経後のホルモンのバランスの変化も要因と言われているそうです。

対策グッズおススメ

枕を変えてみる。横向きで眠手る枕。

整体師さんが考案した枕

文明の利器でいびきを止める。

いびきをかいている人に声を掛けたり、肩を叩くととまる。
この現象を応用し商品化。

サポーターで抑制

健康な人がお酒を飲んだり、疲労が蓄積した場合には一時的なもので心配無用。
入眠時に仰向けを避け、横向きで眠ることや対策グッズで改善できることもあります。
でも、睡眠時無呼吸症候群の可能性がある場合には、専門医に相談することが必要です。