繊細過ぎと言われても気が付いてしまうんだから仕方がない

子供の頃から神経質だった」と言われています。そららです。

例えば、手を洗うでしょ。その時に袖をまくりすぎると袖口の形が変わるのが嫌なんですね。
袖口ビロンビロン現象。

なので、そのまま手を洗う。すると、今度は袖口が濡れてしまうわけです。
その濡れた感覚が、物凄く気持ち悪いんです。
今すぐにでも、洋服を取り替えたいんです。袖口に水道水がかかっただけで(笑)

これって今でこそ、笑って話せることになってますけど。当時は真剣。本気で嫌だったわけです。

2世帯で1人

この超神経質みたいな行動が、我が家では私一人だったのです。
小さいころからの母様のでかなとか、幼少期の習慣からかなと思っていました。
最近になってHSPなんだと理解をしました。
HSPの症状を持つ人は、現在5人に1人と言われています。
2世帯に1人の割合になりますよね。
病気ではなく症状ですし、目に見てわかるものではないのでなかなか判断することは難しいとも思います。
そもそもHSPという言葉が浸透しているわけでもないですから。
発達障害は今日では、広く理解を求める働きがあります。
でもHSPは病気ではなく症状。心理的な概念になります。その人の特徴や性格と判断されていることも多いかと思います。
その為、精神的治療が必要な強迫性障害などを併発することもありえるそうです。

 

強迫性障害

外に出かけて途中で「あれ?玄関の鍵をかけたっけ?」と不安になることありますよね。
これは無意識に行った動作であれば誰しも経験のある事ですね。
でも、頻繁にあったり、毎回確認をしなくては気が済まない場合には強迫性障害の可能性が高いと言います。

この他に、左右対称・物の配置などを常に気にすることや重度のキレイ好き・潔癖症
これも強迫性障害の典型的な例だそうです。

強迫性障害の原因は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの働きに異変が生じている可能性…。脳の前頭葉などの血流に異常が生じていることが影響を及ぼしているのかもといった研究が続けられているようです。
明確な原因は明らかになっていないようです。

真面目であったり完璧主義である人に多く見受けられることもあり、HSPの人は併発する可能性もあるのだそうです。

もし自覚があれば、病院へ行くことも必要かもしれません。
投薬によって、楽になることもあります。

神経質って悪い事?

神経質すぎるんだよ!と言われるとネガティブな方向へ考えが進んでしまいがちですよね。
でも神経質=ネガティブ?だと思います?
神経質なのは、先を読む力があるからです。気が付くからです。人には気づけないことが注意出来るんです。

細部にこだわり、期日を守る安定した仕事ができます。
また細かい事に気が付くので、人へのフォローは親切で手厚く行います
相手への影響までを考えてしまう部分も同時に持ち合わせていますので、時には傷つくこともありますね。
注意深く思慮することで「神経質なんだよ」と大雑把な人から論破されることもありますから。

以前は、私もそこでへこたれていました。
けど、へこたれる必要はないんです。
だって…相手は大雑把=ガサツさんだから(笑)

折り合いのつくところを見つけられることが一番いいと思います。
でも…無理する必要はないんです。

だって、交わることはできないと、自分の中で理解できているのですから。
そこで我慢をすると、自分が不調をきたします。

ココで私がすることは「戦わない」です。
反論しない代わりに同意もしません(笑)
あくまでも、私論であって、カウンセラーにも相談しているわけではないので
自分の気持ちに無理のない方法を探すことも必要かと思います。
恐らくHSPかなと思っている人は、そのことに気付ければちゃんと石橋をたたいて渡れるはずです。

くれぐれも無理をしない事必要です。
医学に頼れることも心のどこかに、置いておくことも忘れないでくださいね。